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「壁 series 和」

あなたは普段どこにいますか?

ごく当たり前の日常のどこかに、いつも心休まる場所があるものです。中にはドールが待っている自分の部屋が一番の安らぎと感じている方もいるのではないでしょうか? そして、それは私たちの傍にいてくれるドールも、同じ様に思っているのかもしれませんよ。「自分の場所が欲しい」と。

そんなドール達の為にぴったりサイズのお部屋をご用意させていただきました。1/4~1/3スケールのドールにあわせて開発された「壁 series 和」を、簡単にご紹介しましょう。

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「壁 series 和」は、その一つ一つの部品を家具職人が手作りで仕上げていきます。

使用する木材は4種類。それぞれの箇所に適した木材を使用し、丁寧に組み上げていきます。

柱と棚に用いる欅(けやき)は、上質な和室を演出する上でとても重要なパート。特に壁中央に位置する棚は耳付きとし、贅沢にも大きめの木材の使える箇所だけを切り出して使います。切削の工程が完了後、仮組付けを行った後にサンドペーパーで表面を研磨し、木地調整をします。最後にオイル仕上げを行い完了です。

スケールモデルのたかが飾り棚に無駄なことを...と思われる方もいるかもしれません。でも、一つでも手を抜いてしまうと、その商品自体のすべてが手抜き品と思えてしまうものです。

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骨格には杉。壁面には4mmの榀合板を使用しています。この二つの素材は比較的安価で、軽量なのが特徴です。強度が犠牲にならない程度に出来る限り軽く。そして、少しでも多くのドールオーナー様のお手にとって貰えるよう可能な限りお求めやすく。

 

あまり目立つことのない骨格や壁面の材質にもしっかりと商品としての仕事をさせる。他にはないものを。そしてクオリティと価格に拘るdolFun!であり続けるためにも一切の手抜きは許されないのです。

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そして「壁 series 和」の大きな特徴でもある左右全面にセットされた障子戸。

障子戸の材質には、スライド時の摩擦に耐えうる様、耐久性に優れた栂(つが)を使っており、戸の高さは60㎝サイズのドールが出入り可能なサイズにて設計。アイデア次第で様々なシチュエーションを再現することができます。

また、障子戸は片側3枚で構成され、2本のレール上にて互い違いに全て開閉可能とし、1/1と同様の方法で容易に脱着することができます。取り外した障子枠にオーナー様の好みで模様などの入った障子紙をセットするのも楽しみの一つと言えるでしょう。

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こうして様々な要素を盛り込み、何度も試作を繰り返し商品として完成した「壁 series 和」ですが、開発当初に大きな課題がありました。それは、設置スペースの問題です。この商品企画の性質上、リアリティとデザインを追求していくと大きな空間が必要になってきます。有り余るスペースをお持ちの方は気にされないのでしょうが、多くの場合そうではありません。

「壁 series 和」の真の魅力は、1/3スケールの4.5畳サイズに、数センチプラスαのスペースでリアルさとデザイン性を融合させていることなのです。

 

デザイナーと職人が作り上げ日本の和に拘り完成した「壁 series 和」。

後は貴方のアイデアとドールをご用意ください。いつもと違う素敵なドールの日常が待っていることでしょう。

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